ストレスに強くなる

 

やけ食い

「やけ食い」という言葉があるようにストレスを解消する手段として食べ物が使われることがあります。

食事をしている時は副交感神経が優位に働き、緊張や不安を和らげられたり、食べたり飲んだりすることで無意識のうちに精神的な安定を求めているのです。ですから、ストレス状態にある時こそ規則正しい食生活をすることで感情をコントロールすることにも暴飲暴食を防ぐことにつながります。

イライラしたり、不安な状態のときには食欲がわかず、食事をしてもおいしく感じられないことがあります。このような状態の時は交感神経が優位に働き、消化液の分泌や消化管の働きが鈍くなっています。

同じ食事でもなごやかな雰囲気で楽しい食事をとると、とてもおいしく感じられるのは、副交感神経が活発に働き消化液の分泌が盛んになり、消化管の働きを促進するからです。
食事中は雰囲気を大切にし、会話も1つのおかずだと考えてください。

視覚や嗅覚に働きかける

また、視覚や嗅覚に働きかけるのも1つの方法です。ハーブやスパイスが食欲を促進させることはよく知られており、例えば木の芽やユズの香り、そしてカレーのようなスパイスのにおいは食欲をそそります。

また懐石料理のように小さなお皿に少量ずつ盛り付けたり、テーブルに季節の花を飾ったり、テーブルクロスの色を変えてみたりして食卓を演出することも大切でしょう。

食事における「噛む」ということも能を刺激し、イライラを静める効果があります。また噛むことは、次のような理由で食物の消化も良くなります。

  1. 細かく噛んだ食物は表面積が大きくなって、胃液にふれる部分が多くなる。
  2. 噛むことで、唾液の量が多くなり、味覚が敏感になってでんぷんの分解が良くなる。また、食物と唾液が混ざることによって、胃酸への刺激も緩和されて胃を守る。

さらに、噛むことは満腹中枢を刺激するので、食べすぎを防ぎ肥満予防に役立ちます。

ストレスの影響を小さくするためには野菜や果物、牛乳、魚介類などをとり、偏食しないことが重要です。

参考にしてみてください。

〇参考資料「ストレスに克つ食事と生活」 主婦と生活社